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チロルの民族を知る博物館について

オーストリアのインスブルックは、2度の冬季オリンピックが開催されたことで知られた街です。
インスブリックとは、「イン川にかかる橋」いう意味で、イン川の畔にある人口十五万の古い都です。
ローマ時代には、ローマ軍の駐屯地でしたが、やがてハプスブルグ家の台頭とともに発展しました。現在は、チロル州の州都ともなっています。

●チロル民族芸術博物館
インスブルックにあり、チロル地方の文化と生活様式を紹介するのが、「チロル民族芸術博物館」です。宮廷教会の東隣です。
移築復元された15~16世紀の農家の内部や民族衣装が展示され、チロルの素朴な生活ぶりを窺うことができます。
また、ここで興味深いのが「クリッぺ」と呼ばれる展示類です。これはキリストの誕生の場面を人形で再現したものです。

●チロル州立博物館
地味ながらも、美術ファンには人気のある博物館と言われています。ゴシックを中心としたチロル美術のコレクションを常設しています。これはまた、中世キリスト教文化を知る貴重な展示ともなっています。金の小屋根に利用されたレリーフのオリジナルも展示されています。

チロル州立博物館では、夏の日曜日に博物館の大広間ハンマーフリューゲルでコンサートも開かれます。

チロル民族芸術博物館やチロル州立博物館の他、このインスブリッグでの見学スポットは、王宮庭園と宮廷教会でしょう。王宮庭園は、インスブルック市民の憩いの場となっています。夏のコンサート会場にもなり、時間を忘れてゆったりと散策したい美しい庭です。